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■6月18日。広島市民球場のマウンドで、赤い原石がまばゆい閃光を放った。
一軍で未勝利の20歳が、昨季のパ・リーグチャンピオンチーム相手に快投。
躍動感溢れるマウンドさばきで、7回まで無安打無得点に抑え込んだ。
大記録こそ逃したものの、鮮烈な初勝利の衝撃はカープの夢と未来を託すに十分。
前田健太、背番号18。鯉のエースへ、歴史が動き始めた。
ここまで一軍でやってきた中で、最も印象的だったのは何ですか?
前田健「やっぱり初勝利は自信にもなりましたし、
これからもやっていける、という思いはだい
ぶ強くなりました。なかなか勝つことができ
なくて焦っていた部分もあったし、気が楽に
なったということもあります」。
7回まで無安打に抑えるなど素晴らしい
内容でした。ノーヒットノーランも頭にあり
ましたか?
前田健「少しは頭をよぎりましたが、本当はそんな
ことは考えていませんでした。初勝利を挙げ
た後だったならそういうことも考えていたか
もしれませんが、まずは勝ちたいということ
だけ考えていましたね」。 |