桝本壮志の「変態野球論」
ALL-IN 激シリーズ(3) 誰がためにブーイングは木霊する

『誰がために25番へのブーイングは木霊するか。それは紛れもなく「プロ野球界」への警鐘だとワタクシは云いたい』。
  あの大ブーイングが国民にどの様に受け止められたか御存知だろうか? ハッキリ申し上げると、多くの国民は、『お見事! 新井選手、大ブーイングの中、よくぞ返り討ちにした』である。何故そのような反応になるかと云うと、メディアの多くが「古巣に立ち向かう苦悩」という視点で報道していたからである。
  もし、25番のあのFAの真意が全国的に真っ当に報道され、もしカープがもっと強いメディア媒体を持っていれば、あのブーイングに対する国民の捉え方は180度違ったものになっていただろう。この報道の少なさ=報道格差が、明日のプロ野球界に如何なる暗い影を落とすか。球界再編を経験した球界とメディアは、もっと気付かなければならないハズだ。



桝本壮志 ますもとそうし
1975年7月8日生まれ。広島市出身。
名門・広島商業高校野球部を経て94年に吉本興業の門を叩く。
現在、「天才!志村どうぶつ園」「オリラジ経済白書」など10本を手掛ける若手放送作家。
また吉本で自らが主催を務める劇団を持つなど幅広い活動を展開中。


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