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2012年5月号 - SLUGGER

【インタビュー】

サムライ吉田安孝の紫風堂々

2012.5 上々の序盤戦

吉田安孝

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4勝2敗の好スタート

リーグ戦は6試合を終了し、サンフレッチェは4勝2敗の4位とまずまずのスタートを切りました。第2節清水戦、第6節鳥栖戦は敗れてしまいましたが、攻守に充実しており特に守備陣は崩される気配すらないほど安定したプレーをピッチ上で見せてくれています。まずは開幕から最初の山場と目されていた強豪との対戦が続く最初の5試合をいい形で乗り切ったことは、選手にとって大きな自信になったことでしょう。鹿島やG大阪など対戦した強豪チームはリーグ戦で結果を残せていないという事情もありましたが、そのことが森保新体制の順調さを物語っているとも言えます。川崎や横浜FMなども含め、強豪に6試合でこれだけの勝ち点差を付けることができたことは後々の戦いを考えても非常に大きなアドバンテージだと言えます。まだまだ順位を語る時期ではありませんが、今後の戦いに大いに期待したいと思います。
 好調の一番のポイントはやはり前線からの守備ではないでしょうか。サッカーでは組織的な守備を構築することは選手個々のイマジネーションというよりは約束事に頼る部分が多いため、さほど難しいことではありません。多くのチームは攻撃の構築、もしくは攻撃と守備の両立に悩んでおり、様々な戦術を試行錯誤をしながら取り入れています。サンフレッチェは5年半のペトロヴィッチ体制で作られたベースの上に森保監督が足りなかった守備を補うというコンセプトでチーム作りを始めました。勝負事ですから勝ち負けは当然あります。しかし、今季もペトロヴィッチ体制を続けていれば、大幅な戦力の補強でもない限りここ数年と同じ順位に終わったのではないでしょうか。いいタイミングで1歩先に進む選択をしたと思いますし、チーム作りは順調に進んでいることがうかがえます。

(続きは本誌にて)


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